<連載企画>CAFEリニューアルについて vol.1

2013年05月05日

<連載企画>CAFEリニューアルについて vol.1ゴールデンウィークもいよいよ残すところあと2日。
おかげさまでVIVACEも連日沢山のお客様で賑わっています!

さて、今日は今年4月にスタートしたオーナー伊是名淳プロデュースによるVIVACE CAFEリニューアルの様子についてお伝えしたいのですが、出来上がったものをただ伝えるのではなく“その背景にあるストーリーや想い”をより多くの方に知っていただきたいと思い、伊是名へのインタビュー内容をまとめたものを3回にわたり掲載することにしました。

この記事を読んだ後、今までと違った視点でVIVACE CAFEを楽しんでいただけたら幸いです。
広報担当 吉永 まどか


「陶芸作家として、VIVACE CAFÉとより深く関わる」

VIVACEオーナーであり、陶芸作家の伊是名淳(以下、伊)は
10年目という節目に挑戦したかったこととして、こう語った。
その具体的な関わりとは、【器】・【空間】・【食を楽しむ新しいスタイルの提案】
という3つの新しい試みだ。


<連載企画> 
CAFEリニューアルについて vol.1  
【器】

<連載企画>CAFEリニューアルについて vol.1


伊: 器というものは料理に合わせて決めるものだと思っていた。
   つまり、料理より器が目立ってはいけない、と。
   なのでカフェで使用する器は白に統一していました。

しかし、VIVACEを始めてさまざまな価値観を持つ人たちと
出会ったことをきっかけに、物事に対する自身の考え方にも変化が生まれた。

伊: 料理より目立ってはいけないが、器の力でその料理の味をより引き立たせることはできる。
   自分の作った器で食事を楽しむ人たちの姿を毎日見ることができたらこの上ない喜びだ。
   陶芸家であり、カフェのオーナーでもある自分にしかできないことをやろう!

そう考えるようになり、カフェの器を全面リニューアルする決意をした。
そしてやるからにはとことん深く考え、突き詰める性分の伊是名。
(大好きな夜遊びも控え)制作に没頭した3ヶ月。
試行錯誤を繰り返し、完成した器は約300点。
すべての器に共通する、伊是名のこだわりは以下の3点だ。


高さと余白のある器 = 高級感

丸皿の機能をもった角皿 = デザイン性

重ねる事ができる形状 = 機能性



<連載企画>CAFEリニューアルについて vol.1<連載企画>CAFEリニューアルについて vol.1



いずれも自身が今まで手掛けてきたizenaのデザインコンセプトに通ずる。
使う場所や人に応じて形は変化しても、“デザインと機能性の融合”という軸は決してぶれない。

そして出来上がった器たち。
ディナータイム用はすべて完成し、現在はランチタイム用の器を制作中。
今月中には全ての器がizenaにリニューアル予定だ。

伊: 器の力でより魅力を増したCAFEの料理をぜひ食べて欲しい。
   そして、感想を聞きたいな(笑


■伊是名淳のプロフィール詳細はコチラ


次回はvol.2【空間】編




Posted by vivace at 18:06│Comments(2)
◆ この記事へのコメント
かの魯山人は、料理のために器をつくりましたよね。ふと、思い出しました。
Posted by 松澤 仁璽 at 2013年05月08日 10:33
松澤さん

そんなBigネームを連想して頂いてありがとうございます!
私は包丁を握る事はありませんが、料理の味や見た目をウチの料理人と共に相談しながら決めているので、そういう意味では、かの魯山人が試みた料理と器の融合を私も実現出来ている事に幸せを感じています。

コメントありがとうございました!

陶芸作家 伊是名 淳
Posted by 伊是名 淳 at 2013年05月08日 12:16
 
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